【福岡県立美術館】 生誕130年 児島善三郎展 キャンバスにこめた希望
終了
福岡
文化・芸術・スポーツ
開催日時 | 2023年10月7日 10時00分 ~ 12月10日 18時00分 |
---|---|
開催場所 | 福岡県立美術館 4階展示室(福岡市中央区天神5-2-1) |
主催者 | 福岡県立美術館 |
お問い合わせ | 福岡県立美術館(電話番号:092-715-3551) |
特記事項 | 【料金】 一般 800円、高大生 500円(団体料金有)、65歳以上 600円、小中生 無料 次の方々は無料 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者 教職員が引率する小・中・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の生徒及びその引率者 土曜日来場の高校生以下の方 【開館時間】 10時00分~18時00分(入場は17時30分まで) 【休館日】 毎週月曜日 10月9日(月曜日・祝日)は開館、10月10日(火曜日)は休館 ※詳細は関連リンク先をご参照ください。 |
関連リンク | 福岡県立美術館ホームページ(外部リンク) |
関連ファイル | 生誕130年 児島善三郎展 キャンバスにこめた希望 チラシ |
内容
このたび福岡県立美術館では、博多に生まれ、昭和期の洋画界で大きな役割を果たした洋画家・児島善三郎(1893₋1962)の生誕130年の節目を記念する回顧展を開催します。
西洋美術の模倣ではない「日本的油絵」とは何かということを常に考え、日本の伝統美術を踏まえた装飾的かつ大胆な表現と色彩が魅力的な児島は、1930年結成の独立美術協会のリーダーとしても大きな役割を担いました。
児島善三郎の回顧展としては久しぶりの開催となる本展では、初期から晩年に至るまでの代表作を数多く含めて画業の全体像を示しつつ、日本におけるフォーヴィスムのひとつの到達点ともいえる人物画や風景画、花の作品を紹介します。
いずれも、時代を経た今でも古めかしさを感じさせない豪華絢爛な作品群です。
そしてまた本展では、児島善三郎がキャンバスに込めた“希望”をテーマとします。
太平洋戦争という大きな時代の波に翻弄された画家が、代表作《春遠からじ》や《アルプスへの道》など、戦後に描いた風景画に託した、再生への切実な思いを読み取っていただければ幸いです。
絵描きとして生きることへの希望、永遠の美を探求することへの希望、そして描くことへのあくなき希望―児島善三郎の作品に宿されたポジティブなエネルギーは、今を生きる私たちの心にも希望の光をもたらしてくれることでしょう。
※詳細は関連リンク先をご参照ください。