【九州大学附属図書館】貴重文物展示「続・雅俗繚乱 ―江戸の秘本・珍本・自筆本―」
終了

福岡

文化・芸術・スポーツ

開催日時 2024年5月10日 10時00分 ~ 6月29日 17時00分
開催場所 九州大学 伊都キャンパス フジイギャラリー(福岡市西区元岡744)
参加費 無料
定員 なし(※5月18日開催のギャラリートークは、定員10名・先着順)
主催者 九州大学附属図書館
お問い合わせ 九州大学附属図書館 利用者サービス課 サービス企画係(電話番号:092-802-2481)
特記事項 【展示会】(5/10~6/29)
雅俗文庫から選りすぐりの貴重書等およそ70点を、「多色刷の世界」「文人・大田南畝」「名家の自筆資料」「写本随筆の愉しみ」「春本の雅俗」「江戸のハウツー本」といった6つのコーナーに分けて展示します。

【ギャラリートーク】(5/18土曜日 13:30-14:00)
フジイギャラリーで実際に展示品を鑑賞しながら、展示の監修者である川平敏文教授(九州大学人文科学研究院)に見どころを解説していただきます。
※定員10名・先着順

【講演会】(5/18土曜日 14:30-15:50)
タイトル:「江戸文化の路地裏へ―中野三敏が愛した和本たち―」
江戸時代の思想・文学をご専門とする川平敏文教授(九州大学人文科学研究院)にご講演いただきます。
講演は、会場での対面参加に加えて、オンライン同時配信も行います。 

※詳細は関連リンク先をご参照ください。
関連リンク 第61回貴重文物展示「続・雅俗繚乱 ―江戸の秘本・珍本・自筆本―」(外部リンク)

内容

九州大学附属図書館では、本学が所蔵する貴重資料を広く公開するため、毎年、貴重文物展示を開催しています。今回は、本学を代表する 所蔵コレクションである「雅俗文庫」の展示を行います。雅俗文庫の展示会は、平成27年にも「雅俗繚乱 : 中野三敏江戸学コレクションの世界」と題して開催し、非常に好評を博しました。その後の数年に及ぶ調査を経て、あらたな切り口で雅俗文庫を紹介します。あわせて、江戸時代の思想・文学をご専門とする川平敏文教授(九州大学人文科学研究院)によるギャラリートークや講演会も予定しています。多くの皆様のご来場をお待ちしております。

雅俗文庫
江戸文学・書誌学研究の第一人者で、本学名誉教授の中野三敏氏の手により蒐集された江戸期和装本を中心とするコレクション。「雅俗」の名称は、和歌・漢詩・擬古文の類で伝統文化にあたる「雅」、俳諧・川柳・小説の類で新興文化にあたる「俗」による。本文庫には、雅俗双方にわたる資料のほか、雑書類などの珍本・奇本も数多く含まれており、江戸文化研究に欠かせない資料群といえる。九州大学附属図書館では平成21年から受け入れを進め、和装本が約8,300点(約15,000冊)、洋装本が約5,300点(約7,100冊)に上る。