【福岡市博物館】第17回福岡市史講演会「西島伊三雄と都市福岡のデザイン」
終了
福岡
文化・芸術・スポーツ
開催日時 | 2023年3月4日 13時00分 ~ 16時30分 |
---|---|
開催場所 | 福岡市博物館 1階講堂(〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1−1) |
参加費 | 無料 |
定員 | 240名(事前申込制) |
募集期間 | ~2023年2月17日 |
主催者 | 福岡市博物館 |
お問い合わせ | 福岡市博物館 市史編さん室(電話番号: 092-845-5011) |
特記事項 | 申し込み方法の詳細は、関連リンク先「福岡市博物館」ホームページをご参照ください。 |
関連リンク | 福岡市博物館ホームページ(外部リンク) |
内容
【 いま「西島伊三雄」を考えるということ 】
昭和20~30年代にかけて、天神・博多地区を中心とした福岡の都市部は戦後の復興とともに都市として大きな変貌を遂げました。その後、昭和47年には福岡市が政令指定都市となり、また山陽新幹線も開通し、まち自身のアイデンティティを再発見する活動も活発になりました。その中で、福岡・博多という「まちのイメージ」の形成に大きな影響を与えたのが、福岡市出身のグラフィックデザイナー・西島伊三雄(1923-2001)の仕事でした。西島伊三雄は数多くの企業ロゴマークや商品パッケージ、広告などを手がけており、とくに福岡市地下鉄の各駅のシンボルマークは有名です。また代名詞とも言える「童画」を含む西島デザインは、今や「福岡の顔」ともいえる存在です。この講演会では、西島伊三雄の仕事とそのデザイン哲学を通じて、それらが福岡の都市イメージの形成に与えた影響を振り返りながら、転換期にある福岡のこれからを考えます。
・講演1 「西島伊三雄が残したもの」
講師 西島 雅幸 (にしじま・まさゆき 博多町人文化連盟理事長/博多仁和加振興会会長)
・講演2 「図案屋からグラフィックデザイナーへ」
講師 武田 義明 (たけだ・よしあき ギャラリー風代表/福岡文化連盟理事/アジア美術家連盟日本委員会委員)
・講演3 「教育者としての西島伊三雄」
講師 大庭 香代子 (おおば・かよこ 専門学校日本デザイナー学院九州校 校長)
・講演4 「福岡の広告産業の特質」
講師 古川 智史 (ふるかわ・さとし 松本大学大学院総合経営研究科・総合経営学部 専任講師)
・シンポジウム「西島伊三雄と都市福岡のデザイン」
西島雅幸・武田義明・大庭香代子・古川智史・有馬学
有馬 学 (ありま・まなぶ 九州大学名誉教授/福岡市博物館総館長/福岡市史編集委員会委員長)