【福岡大学市民カレッジ】2022年度 後期開講講座 「X線で紐解く油山 油山山麓砂鉄の化学」
終了
福岡
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公開講座
開催日時 | 2022年10月29日 10時00分 ~ 11時30分 |
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開催場所 | 福岡大学 (福岡市城南区七隈八丁目19番1号) |
アクセス | 地下鉄七隈線「福大前駅」下車 |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名 |
主催者 | 福岡大学 |
お問い合わせ | 福岡大学市民カレッジ受付係(電話 092-715-9123、 FAX 092-751-4098、メール fukudai*jbn.jtb.jp(*を@に置き替えてください)) |
特記事項 | ウェブサイトからの申し込みができますが電話でも可。 受付時間 10:00~17:00(土・日・祝祭日除く) ※詳細は下記リンクからご確認ください。 ※関連ファイルのQRコードからもお申込みいただけます。 |
関連リンク | 福岡大学市民カレッジホームページ(外部リンク) 全講座案内(外部リンク) |
関連ファイル | 2022年度後期福岡大学市民カレッジチラシ 全講座案内 |
内容
福岡大学が所在する油山山麓周辺には、大牟田古墳群や太平寺遺跡などの古代の製鉄関連遺跡が発見されています。講師は、油山山麓周辺における古代鉄生産の全容解明を目指して、製鉄原料の候補であるこの地域の砂鉄を X 線分析で調査しています。 X 線分析は、肉眼ではわからない試料の特徴、例えば、試料を構成する成分やその構造といった化学的な情報を詳細に捉えることができるので、歴史資料の産地や原料の推定には欠かせません。
この講座では、油山山麓周辺の製鉄関連遺跡についてお話した後、化学成分の調査に用いた X 線分析の原理や特徴を概説します。次に、実例として、油山山麓周辺での砂鉄試料の採集~化学成分の X 線分析までの一連の研究成果をご紹介します。最後に、他の地域の砂鉄と比較することで、油山山麓の砂鉄の化学成分が持つ独自の特徴をまとめます。
【講師】
福岡大学 市川 慎太郎(理学部助教)