【西南コミュニティセンター】聖堂の中の美術
終了
福岡
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開催日時 | 2024年6月28日 18時30分 ~ 7月26日 20時00分 |
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開催場所 | 西南コミュニティセンター(福岡市早良区西新6-2-92) |
参加費 | 4,000 円(全5回分) |
定員 | 50名(事前申込・先着) |
主催者 | 西南コミュニティセンター |
お問い合わせ | 西南学院大学 社会連携課(TEL:092-823-3612)※平日9時00分~17時00分 |
特記事項 | 【開催日時】 6月28日,7月5日,7月12日,7月19日,7月26日 18時30分~20時00分(毎週金曜日) 【申込方法】 (1)関連リンク先ページ内「申込フォーム」 (2)FAX(092-823-3172) ※詳細は関連リンク先をご参考ください。 |
関連リンク | 西南コミュニティセンター ホームページ(外部リンク) 聖堂の中の美術 チラシ(外部リンク) |
内容
【講義の紹介】
講師 :森 結 氏 (大学博物館 助教・学芸員)他
「『解釈』の悪魔は私にこういう、『絵画』も『彫刻』も捨て子である、と。その母親は死んでしまったのだ。母親たる『建築』が。」
19世紀フランスの詩人、ポール・ヴァレリーは、「博物館の問題」(1936 年)において、「絵画」や「彫刻」といった美術品は、教会や宮殿といった「建築」を母とする捨て子であり、この母親が生きていた間は、その子どもたちにも「占めるべき場所」や「守るべき制約」があったと述べています。
ヴァレリーにとって博物館は、こうした捨て子たちが、良かれ悪しかれ、「彷徨い歩く自由」を持つ場でした。
本講座では、教会や聖堂といった、母親たる「建築」の中で、子どもたる「絵画」や「彫刻」がどのような機能を果たしていたか、西洋の中世から近代にかけての様々な事例を中心にご紹介します。